妖精の卵 2016年09月03日 妖精 コメント:0

Euleptes europaea

Euleptes europaea

Euleptes europaea

有史以来、この小さなヤモリを愛玩動物として求め、飼育してきた人間がどれだけいるのかは知りようも無いが、おそらくそれは少なかっただろう。いや、多くてたまるかって話なんだが、現在においても殆ど飼育下での写真が出てこないところを見ると、飼育される動物としてはまず見向きもされていない類と言って良い。
写真はそんなだれも見向きもしないヤモリの自家産の個体である。恐らく本日の未明あたりに孵化した。親のケースの中にこの卵を見つけたのが7月の7日あたりだったので、おおよそ2か月程度で出てきたようだ。小さい、がザラハダのそれよりはまだ大きい。これは結構意外だった。ザラハダが全長だと10㎝越えるのに対し、エウレプテスは8㎝がやっとな大きさであるからだ。その代り卵は体のわりに大きく、一度に一個しか生まない。そして現在に至るまで2クラッチ目は得られていない。そりゃ減るわなって感じの生き物である。
もしかすると飼育下での繁殖個体の写真は世界で初かもしれないが、それがもし本当であったとしてもなんだと言うのか。まぁでも自分では結構大きな出来事ではあったので「人の耳が聞かなくても、風は椰子の葉をゆらす」とかそれっぽい引用で今日は終わる。


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