紙魚シティ 2015年07月25日 蟲蟲Q コメント:1

紙魚


幼い頃に何処からともなくやってきて、茂みの下に、石塀の隙間へ、きっと何処かへと消えてゆく蟻の行列に目を奪われた事はありませんか?蟻に限らず小さい生き物がちょこちょこと動き回っている様を見るのは夢中になれて楽しいものです。管理人は小学生の頃ファーブル昆虫記のジガバチの狩の話にいたく影響され、夏の庭の片隅でかの蜂を実見した時は気が狂いそうになったのを覚えています。その後炎天下でジガバチを延々と追い回した挙句熱中症になりまして、丸一日記憶がすっぱ抜けたりもしましたが、今となってはあの時の熱中症のお蔭で現在の自分があるのかと思うと忸怩たる思いでいっぱいです。きっと脳が煮えて人として大事なものが全て吹きこぼれて無くなってしまったんですね。

まぁそんな話は良いとして、紙魚なんですけど、これはかつて蟻の行列に目を奪われて熱中症になったような人には大変お勧めの生き物であります。管理人調べではシム系のゲームが好きな人にこれを飼わせるとほぼハマるような気がしなくも無いような気がするのです。なんてったって飼い易く、殖え易い。おまけに餌として使えないことも無いし、なにより小さい生き物がちょこちょこと動く。こんな素晴らしい生き物がいますか。
適当な大きさのタッパに卵パックを数枚重ねていれるだけで、もう紙魚シティの始まりですよ。卵パックの表面を忙しく走り回るやつ、餌に齧りついているやつ、脱皮し損ねて死んでるやつ、卵を産んでるやつ、そこから生まれてきたやつ。こんな小さなタッパの中にも彼らの個々の生活が、人生が、いや、世界があります。そんな小さな世界の生殺与奪を自分が握っていると思うと全く手に汗握るし、その負の感情が明日を生き抜く糧になったりしますけど、正直そんなことを考えているような人とはお近づきなりたくないですね。

コメント

やってくれた喃
  1. 2015/07/25(土) 23:01:29 |
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  3. チャバン #-
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