紙魚につきまして 2015年01月28日 蟲蟲Q コメント:0

紙魚



去年の夏ごろに貰った紙魚がなんだかよくわからない内に随分と殖えたので、今日はその飼育について書く。
ちなみに、管理人の飼育はろくに水分すら与えない非常に極端なものであるから、これがベストな飼育方法かどうかは分かりかねるし多分違う。


タッパ

まず飼育ケース。管理人は画像の様なある程度高さがあって、かつ表面積があるタッパ的なものを使っている。画像の容器は本来味噌やその他食品を入れたりする物らしいが、うちではパラダイムが違うので主に紙魚を飼養するのに使う。紙魚はつるつるした壁面は登れないので、容器のヘリに炭カル塗ったりするする必要は無い。他に容器には一切加工はせず、空気穴すら設けない。
これに足場兼産卵場となるキッチンペーパーと餌を入れ、あとは温度の高いところ(30度以上が好適らしい)に密閉して(間違いでは無い)放置すれば適当に殖える。密閉して温度の高いところに置いたら普通はどんな生き物であっても耐えられないはずだが、この紙魚はこれ飼えるし、殖える。自分でやっといて何だって話だが水も与えない。
この温度の高い場所というのも管理人の温室内ではシノドンティスだのドカンマウスだのボドワードだのといった薄汚い鯰が入った90㎝水槽の照明の上に直置きである。恐らく一番温度が上がった状態だと40度以上になっていると思われるけど、正確には計ってないから分からない。なんでこんな過酷な環境で生きていられるのか不思議で仕方無いのだけど、貰った元に聞いたら「まぁ、紙魚ですから」と返された。恐らくその通りなのであろう。

餌は観賞魚用のペレットを主に使っている。これもそのまま容器に投げ込むだけ。毎日観察していると、次第にペレットの表面が削れて崩壊してゆくのが見てとれ、小さな容器の中で繰り広げられる更に小さな生き物の振る舞いに、もののあはれを感じることしきりである。ごめんなさい適当なことを言いました。
ちなみに餌の好みの傾向みたいなもんは与えた限りの餌の中では特別偏りは無かった。植物質であっても動物質であっても。ペレットでもフレークでも、どの餌も同じように食べたと思う。

紙魚というのは空気中から水分を取り込んで生きているらしいので、完全に乾燥すると恐らく死ぬんだろうが、管理人の完全密封の方法だと逆にある程度の、紙魚の生存できるぐらいの湿度は保たれるらしく、この方法で今まで枯死させたことは無い。飼育当初にいくらなんでも水分が必要だろうと思って、足場のキッチンペーパーに数滴水を垂らしたことはあったけど、そんなことやってもやらなくてもあまり変わった様子が見られなかったので、以降は水すら与えなくなった。


紙魚

飼育して暫くすると、糞だの脱皮殻なんぞで汚れてくるし、紙魚の数も殖えるので新しく容器を用意して、そこへ古いキッチンペーパーとある程度の数を移す。あとは同じように飼育。この方法で約半年で最初の数十匹から上の容器4個一杯にまで殖やした。

今現在、うちにはこの紙魚を食べる生き物がいないので、この殖えた分の消費の目途が一切立っていない。
そもそもなんで紙魚を飼い始めたのかさえ今の私には霧の彼方である。アルソフィラクスちゃんとコオロギ食べるし。
しかし、どんなに小さくてもなんでも飼ってみるとそこそこ面白いんだなってことを改めて気が付かせてくれた、みたいな話に持っていって、適当にいい話風にして今日は締めたい。

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