クソヤモリオブザイヤー 2017年01月25日 Aristelliger コメント:0

Aristelliger georgeensis  
Aristelliger georgeensis  

去年の年末に大きな地震があって、温室で積み上げていたプラケがいくつか倒れてしまって、運悪くよりにもよってあろうことか、こいつのケージが解放されてしまい、以来2か月に渡って温室で好き勝手に生きてきた至高のクソヤモリを今日遂にプラケを使ったトラップにて捕獲に成功した。 改めて見てみれば、脱走以前より一回り大きくなっているし、背中には今まで見られなかった青みがかった灰色の模様が見てとれる。やはりこのヤモリは素晴らしい。なので満場一致で今年度クソヤモリオブザイヤーを受賞である。私が言うのだから間違いはない。ちなみにこの賞は今年で4年連続でアリステリガー一門が受賞している。 私とてこの2か月、ただ逃げるこいつを眺めていただけではない。幾度となく捕獲作戦を試み、そして毎度敗走したのである。 あと一歩のところまで追い詰めながらも、間一髪でこちらの包囲を潜り抜け、よりによって一番大きくて重い棚の後ろに逃げ去っていく様を見ていると、なんぼ憧れと愛を煮詰めて召喚したようなヤツであってもこの時ばかりは「死ねばいいのに」って思う。半面、明らかに大きく、美しくなったヤツを見て「立派になったな」とも思う。そう、愛と憎しみなのだ。クソヤモリというのは。
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