不毛地帯 2017年06月30日 Hemidactylus コメント:4

Hemidactylus mabouia  
Hemidactylus mabouia 

先日のアメリカーナ召喚の際に一匹だけ紛れて入ってきたヘミダクのド普通種。
世界中に入り込んでおり、中米から下には恐らくほぼいるし、北アメリカでもフロリダ辺りには帰化している。
そもそもアメリカ大陸というのはヤモリ原資において非常に貧しい地域で、蛇にしろトカゲにしろ他の爬虫類であれほどの多様さでもって繁栄をしておきながら、ことヤモリに至っては貧弱貧困の限りである。なにかこう他のトカゲでヤモリ的なニッチで絶大な勢力を誇っている奴がいるというなればまぁ分かるんだけど、別にそんなのいないし、そもそもこのヘミダクみたいに移入先でもアホほど増えてるような現実があるなら、一体中南米のヤモリ連中は今まで何をやっていたのかという話である。
 これが中米の大西洋側の島々ともなれば、それはもうヤモリの絢爛たる面々が揃っているんだが、もう大陸側になると目も当てられない。
せいぜい南米のギムノダクティルスとかその辺がときめくぐらいで、あとはなんだろう、オモノタ?フィロペズス?なんとも弱い。壁面性ならカブラオがいるけど、なんかこうさっき冷蔵庫の余り物で適当に作りました感がある。中米ならコレオニクスだが、あれはコレオニクスなのでコレオニクスだとしかしか言いようがない。だってコレオニクスだし。
つまりは南北アメリカは世界中唯一ヤモリが経営戦略上失敗した土地なのだろう。
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